給湯器は42度以下だと故障する?最適な設定温度と理由を解説

給湯器を42度以下に設定すると、内部の燃焼効率が低下し、故障リスクが高まるといわれています。低温設定ではお湯が安定して加熱されず、快適性や光熱費にも影響します。この記事では、給湯器の42度以下の設定をおすすめしない理由と、高めの温度設定にするメリットを解説します。
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給湯器を42度以下にすると故障しやすい理由
給湯器を42度以下に設定すると、機器内部の部品に余分な負担がかかります。ぬるめの温度を維持するために、点火と消火を頻繁に繰り返すため、バーナーや電子基板が摩耗しやすくなるのです。
さらにサーモスタット混合栓では、水とお湯の割合を自動調整しますが、低温設定にしておくと調整幅が大きくなり、水栓部分の負荷も高まります。その結果、稼働効率が落ち、部品の劣化や故障リスクが高まると考えられています。
給湯器を42度以下に設定するデメリット
給湯器の温度設定を42度以下にすると、以下のような現象が起こりやすくなります。
設定温度よりもぬるく感じる
42度以下に設定すると、実際に使うときにお湯がぬるく感じることがあります。とくに冬場は水温が低いため、設定温度も低いままにすると快適な温度にならず、再度温度を上げる操作が必要になります。給湯器と水栓の温度差が10度ほどあれば調整しやすいため、あえて高めに設定して、水で薄めて使う方が快適に感じられるでしょう。
光熱費が高くなりやすい
給湯温度を低めに設定すると、光熱費が高くなる場合があります。ぬるめのお湯では満足できず、長時間お湯を出し続けたり、追い焚きを頻繁に行ったりするためです。また、42度以下では燃焼効率が安定しにくく、点火や消火を繰り返すことでガスの無駄遣いにつながります。節約のつもりで温度を下げても、かえってコスト増や機器の負担増加を招くため注意が必要です。
給湯器は高めの温度設定が推奨される理由
以下の理由から、給湯器の温度は高めに設定することをおすすめします。
- メーカーは50度以上の設定を推奨している
- 適温になるまでの時間が短い
- 燃焼効率が上がり内部の劣化を防ぐ
それぞれ詳しく解説します。
メーカーは50度以上の設定を推奨している
多くのメーカーは、給湯器の設定を「50度以上」にすることを推奨しています。高温設定にすると、一定の温度を保ちながら効率的に燃焼できるので、機器への負担を軽減できます。また、必要に応じて水で調整しながら使えるため、快適さと省エネの両立が可能です。給湯器を長く使うためにも、メーカー推奨の正しい使い方を参考にしましょう。
適温になるまでの時間が短い
高めの温度設定にしておけば、お湯が適温に達するまでの時間が短縮されます。42度以下の設定では、ぬるさを感じて再度温度を上げることもありますが、50度設定であればすぐに快適な温度に調整可能です。また長時間お湯を出し続ける必要がないと、無駄な水道代やガス代の節約にもつながります。リラックスできるお風呂時間では、快適さや便利さが重要です。
燃焼効率が上がり内部の劣化を防ぐ
給湯器は、高温設定にした方が燃焼効率が上がりやすく、内部部品の摩擦や劣化を抑える効果があります。安定した燃焼が続くと、長期的に故障リスクの軽減や寿命の延長につながり、修理・交換にかかるコストも大幅に抑えられるでしょう。
適切な温度設定で給湯器の故障を防ごう
給湯器を長く安定して使うには、適切な温度設定の心がけが大切です。42度以下の低い設定では、燃焼効率が下がって内部に負担がかかりやすく、故障のリスクを高めてしまいます。メーカーが推奨する50度を目安に設定すれば、快適さを保ちながら機器の耐久性も維持できます。節約にもつながる高めの温度を意識して、給湯器を長く使い続けましょう。